戦前の無線受信塔・送信塔。今は無線塔2本、受信塔1本のみだが、元はともに5本あったと受信塔周辺の畑の所有者の方がお話されていた。
無線は普通1本で受信も送信も兼ねるものだと思っていたが、赤尾木のは無線と受信がわかれている様子。
この煙突に関しては、後に名瀬の楠田書店(鹿児島県奄美市名瀬入舟町6)の店主さんに米軍が撮影した戦時中の写真を見せて頂いた。本当にきれいに5本の煙突が並んで立っていた。1945年5月9日に米機が撮影した写真で、アメリカの公文書館に保存されているらしい。かなり低空飛行で狙いを定めて送受信塔を激写している。終戦の3ヶ月も前にそんな情報を把握されていたというのは…。他にも米軍撮影の写真があるのでないかと気になっている。
↓こちらは2本の受信塔。藪に覆われて近くまではいけない。
「赤尾木受信所前バス停」。しまバスのバス停名になっている。このバス停は奄美空港~名瀬~古仁屋(せとうち海の駅)路線から微妙にずれている。
送信塔。こちらは1本のみ。
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