足尾銅山 古河工業(株) 足尾鉱業所 旧選鉱所
わたらせ渓谷鐵道の車窓から見える古河鉱業の旧選鉱所。桐生駅から間藤駅に向かう途中、通洞駅手前300mほどの所で左手側に円形のシックナー(濃縮沈降装置)と階段式の屋根の通洞選鉱場跡が見渡せる。敷地内は立ち入り禁止だが、有越沢をはさんだ西側の施設は公道を有して開放されていて間近で見ることができた。
Yahoo!地図
1:25000地形図 足尾(宇都宮)
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▼階段式の通洞選鉱場。
▼横から。
▼備前楯山の中腹に見える白い塔は、鉄筋コンクリート製の鉄索塔。
▼ここから先は立入禁止。
▼わたらせ渓谷鐵道のガーダー橋の更に上(備前楯山)を見上げてみると・・・
山の中腹辺りに大きな孔がぽっかり開いているように見える。昔の坑口?観光案内のパンフには何も説明がない。
新梨子(しんなし)油力発電所跡 通洞発電所跡
大正4年(1915年)、非常用電力供給設備として設けられた発電所。当時としては、日本最大の油力発電所であった。建物の表面に戦時下の空襲被爆対策であった迷彩塗装が施されている。誰もいない窓に打ち付けられたトタンが強風に煽られてバタンバタン大きな音を立てていて、快晴の昼間だが少し不気味だった。
↓新梨子油力発電所跡・通洞発電所跡と通洞坑
足尾銅山 溶接工場
↓足尾銅山観光に展示されていた溶接工場の模型
1:25000地形図 足尾(宇都宮)
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足尾銅山 古河工業(株) 通洞変電所
地図:
ゼンリン
1:25000地形図 足尾(宇都宮)
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足尾銅山の廃墟と化した142号沿いの通洞変電所。こんな建物が観光地の街道沿いにあるってかなりすごい。解体しないで欲しいが、いつか改修なり保護なりされるんだろうか。階段が3階からなのが面白い。
参考・引用文献:「銅山の町足尾を歩く―足尾の産業遺産を訪ねて」 村上 安正
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