豊島園の資料 94年の歴史


2020年8月8日 豊島園の資料 94年の歴史展

94年の歴史展 としまえんの卒業アルバム ~みんなで彩る最後のページ~

としまえんで開催されている『94年の歴史展』で展示されていた『特別展 夢の黄金郷「遊園地」~思い出のメリーゴーランド~図録』(ふるさと文化館発行)がとても良かったので欲しかったが、会場では品切れ。2016年にふるさと文化館で開催された展示の図録で、その時のプレスリリースで大まかな雰囲気がわかるが、とても資料豊富で充実した内容。発行元のふるさと文化館でも売り切れで、プレミア価格になっていたがネット古書店で見つけて注文するも「在庫切れ」の連絡がきた。悔しい。増刷のリクエストを出しておいた。

【平成28年9月15日】かつての遊園地「兎月園」、「としまえん」90年の歴史が資料でよみがえる石神井公園ふるさと文化館特別展「夢の黄金郷(エルドラド)『遊園地』~思い出のメリーゴーランド~」を開催(事前のお知らせ)

「CAROUSEL EL DORADO─カルーセルエルドラド」 写真集 吉村 和敏
これも良い写真集だった。私もパーツの細部の写真撮りまくったけど、さすがにプロならではの視点で、大いに刺激を受けた。

これは歴史資料的な洋書。分厚い本。

回転木馬というと「クルクル回る~ 回転木馬~♪」という歌詞のシャンソン曲が思い出される。正式なタイトルは「私の回転木馬(Mon manège à moi)」というらしい。エディット・ピアフが歌っていた。

ミュージカル映画の方は観たことなくて、私はてっきり『私の回転木馬』が映画の主題歌かテーマ曲だったのだろうと思いこんでいたが、まったく関係はないようだった。そしてこのミュージカル映画の方のあらすじをWikipediaで読んだのだけど、ブロードウェイミュージカルらしい夢見物語的なファンタジーやロマンスやコメディかと思いきや、『クズ男は結婚して子供ができて死んで幽霊になって子供に再会してもクズ男だった』というだけの内容だった(まあ実際にはそこにいろんな肉付けがされているのだろうけど)。あまりにも下らなすぎて、逆に面白いかも知れない。

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メイン州の漁村。回転木馬の呼び込みを生業とする男ビリーは、客として来ていた女工ジュリーを口説き、恋仲となる。二人はやがて結婚するが、客(ジュリー)に手を出したとしてビリーは回転木馬を解雇され、生活の苦しさに苛立つビリーはジュリーに度々手を上げていた。
やがてジュリーが子供を孕み、父親になる日が近づくのを意識したビリーは、焦りのあまり大金の盗みを企てる。しかしあえなく失敗、逃亡する際にビリーは事故死してしまった。粗暴だったが愛していた夫を失い、悲嘆にくれるジュリー。
しばらく経ち、天界で暮らしていたビリーは、自分の子供が苦難に陥っていると聞きつけ、星守に許可を得て1日だけ地上に戻ってきた。
ビリーの子供-娘のルイーズは、父親が泥棒だったという汚名から、友人らから白い目で見られていた。ビリーはルイーズの前に姿を現し、天界の星のかけらを渡して励まそうとするが、警戒するルイーズに苛立ち、彼女をぶってしまった。
ビリーにとっては悔いの残る父娘の対面となったが、ルイーズは見知らぬ人にぶたれたのに全然痛くない事を不思議に思う。それを母親のジュリーに尋ねると、ジュリーは亡き夫を思い描きつつ、そういう事もあるのだ、と諭すのだった。
地元の学校の卒業式、いがみあっていた友人と和解するルイーズと、それを笑顔で見守るジュリーを見届けて、ビリーは天界に還っていった。

あまりよく存じ上げないが、カルーセル麻紀さんを思い出して検索してみたら、こんなツイートが出てきた。

最近の若い子に「カルーセル麻紀がね」と言っても、ぽかんとされることがほとんどなので説明しときますと、この人です。 pic.twitter.com/nPnquzQvAq— ジロウ (@jiro6663) March 4, 2018

ところでふるさと文化館のミュージアムショップのページ見てたら 「蝉類博物館-昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界」の関連グッズが出てきて、 2015年に開催された展示なんだけど、とても良くて欲しくなった。図録はまだ売ってる。展示も観たかったな。

「蝉類博物館」 ─昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界─

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