おもに拓大西尾根から館ヶ丘団地の遠景を見たかったが、最近拓大西尾根の木は成長してしまって眺望が遮られるようになってしまった。以前は降雪後に急遽出かけて雪景色の写真を撮ったりもしたが、それもできなくなってしまった。
紅葉台側から初沢山(初沢城跡)に登る途中、以前は館清掃工場の赤煙突や館ヶ丘団地をみることができた。最近はここも木が成長して眺望が悪くなり、館清掃工場の赤煙突も解体されてしまったので、すっかり眺めが変わってしまった。館清掃工場の解体工事用のクレーンだけが残っているのが見える。
いっぱいいっぱい。これでもかなり撮るの大変。
丹沢方面の山。
紅葉たけなわ。
東京都水道局 初沢配水所とみころも霊堂の看板
初沢山(初沢城跡) 標高294.1m
初沢山の山頂から眺めた高尾駅の北口方面の家並みと高尾街道
初沢山の登山口に戻り、今度は高尾霊園わきの登山口(峯の薬師方面)に向かう。ここは以前きれいに整備されていたのに、すっかりヤブが生い茂り、ストレートに進めなくなってしまった。高尾霊園と紅葉台の境界のフェンスが破れているので、そこをくぐって突き進んだ。
拓大分岐に向かう途中の拓大西尾根から時々ちらちらと館ヶ丘団地方面の景色が見える。登山口付近は以前眺望が良かったが、登山道に入ってしまうと樹木の隙間からちちら遠方の風景が見えるのみ。
こちらはタウンズ八王子(中央の巨大な赤屋根のの高層マンション群)
詳細不明なキノコ。Googleレンズでは「カワラタケ」と候補を出されたが、違うような気がする。
拓大西尾根から眺めた橋本駅周辺のビル。結構近くにみえるもんだ。
登山道で出会うJR東日本の送電線鉄塔。八王子大月線37号。昭和5年7月に建てられたもの。八王子-上野原(八-上)
お隣の36号鉄塔も見える。
道中やたらとホオノキのような大きな木の葉を目にしたが、この辺でホオノキの花が咲いているのを見たことがない。たまたま遭遇しなかっただけか、それとも別種か。Googleレンズではキモクレンとも候補を出される。木肌は白っぽく、すべすべしている。高木。葉がかなり上の高い所に付いている。
拓大分岐。
3分岐、標高約350m。
道標の文字は「武藏國 南多摩郡」「淺川村 上椚田」(たぶん)。
町村制施行により神奈川県南多摩郡浅川村が成立したのは1889年(明治22年)。
その後、浅川村は神奈川県から東京府に編成され、浅川町となり、八王子市に編入した。
八王子大月線 39号 JR送電線 鉄塔
八王子-上野原(八-上)
昭和5年7月
JR東日本
6万6千ボルト
真っ赤に紅葉したニシキギがあった。子供の頃、この茎に生えた羽が大好きだった。
旧谷村線 送電線鉄塔(自分の中の管理番号7)
大正時代に建てられた鉄塔が登山道中に現れる。
旧谷村線 送電線鉄塔(自分の中の管理番号6)
少し登山道をはずれた所にある。
リベットなどしっかりしている。
青木の実が色づいていた。
ロープで遮られた登山道。「この先は登山道ではありません」と書いてあるが、その昔(ジャンクションができる前)は南浅川の方に抜けられたのだ。今はどうなってるだろう。
四辻(4分岐)に到着。まだ飼い犬のピーが生きてた頃、無理やりここに連れてきてしまったのを思い出す。犬だから人間より達者だろうと思っていたけど、高齢なのを考えずに長時間連れ回してしまったのを思い出して後ろめたい気分になる。
幹が一部変色した木があり、そこに白いキノコが生えていた。
シノブかワラビかわからないけども、繊細な葉が素敵なシダ系植物とオニヤブソテツみたいなやつ。ちゃんと葉の裏側に胞子付き。
四辻を高尾山口駅側に降りきったところで桜の花らしきものに出会う。この時期に…?河津桜でもたしか2月頃の開花だと思ったが、まだ年内…いま何月だっけ?と困惑する。(追記:2010年2月2日の降雪時にも同じ桜を撮影していた。河津桜だろうか?)
高尾山口駅前にあったラブホテルは解体工事中だった。
日光屋で親子丼(830円)を食べる。オーダーストップはPM4:00。店頭にはアルコール消毒液が設置してあった。かなりコロナ&感染症対策に気を配っているようす。店内にも小さな洗面台があり、そこで手を洗うことができた。初めに食券を買う方式。店内にはミニカーなどいろいろなものが陳列してあって、見るのが楽しい(ミゼットもあった)。すすきの穂で作ったみみずくがテレビ台の下に何体か吊り下げてあって、子供の頃に作ったのを思い出し、懐かしくなった。隣の土産物品店のほうで大きなとろろいもを300円で売っていて、買って帰ろうと思ったが忘れてしまった。
高尾町五丁目会館/八王子市消防団第11分団第11部
いつまでも残っていてほしい火の見櫓
稲毛屋支店横のおおば理容室、シャッターが降りてる。閉業したんだろうか。稲毛屋支店、この日は休みだった。
稲毛屋支店の案内川沿いの土手は昨年の台風19号だかで大分崩れたけど、ちゃんと補修されていた。案内川の高尾山口駅側は大分整備されていた。工事されるらしい。
2015年に隈研吾設計で新駅舎に改築した高尾山口駅。もう5年も経ってしまったのに、あまり来る機会がなかった。駅名標もいつの間にか落ち着いた色合いに変わっている。帰りの電車はロングシートにした京王ライナーだった。
高尾山口駅付近の単線トラス橋。暗くなってしまった。
落合周辺の古い民家はだいぶ解体されてしまったようだ。京王線の車窓から。
昔の地形図。
館ヶ丘団地は上館と権現谷の間あたり。
初沢山(初沢城跡)は294.5mとあるところ。
高尾山は左端、画面がきれている。
高尾山口駅は坊ケ谷戸とあるあたり。
高尾駅はあさかわとなっている。
「八王子」(東京11号)
五万分一地形図 大日本帝国陸地測量部
明治39年測図
明治45年第1回部分修正測図
大正5年11月30日発行
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