正色市場(解体済)~下之一色魚市場~新元湯~太平湯~テレビ温泉


以前から訪れたいと思っていた正色市場(しょうしきいちば)にようやく訪問することができたのだが、既に解体されて新築住宅が建てられていた。残念すぎる…。

あと近場にある大正時代に建てられた超レトロ銭湯の新元湯にも訪れてみたが、0と5の付く日は休みだった。何も下調べしてこなかったのを後悔。

さらに近場にある下之一色魚市場も夕方だったせいか開いていなかった。ただしこちらは今後の開市日程が告知されていた。ありがたい(というか、来年閉鎖予定であることを知った…)。

ひとまず名古屋駅→八田駅/近鉄八田駅→伏屋駅→正色市場跡→新元湯→下之一色魚市場(しものいっしきうおちいば)→太平湯→テレビ温泉→名古屋駅と移動。

下之一色町 昭和4年 地図

伏屋駅を降りたあと、助光住宅バス停から権野バス停まで路線バスを使おうかと思っていたが、結局最後まで歩きで行ってしまった。伏屋駅から下之一色魚市場まで徒歩で3km弱あるんだけど、あれこれ見ながら行くと自分的には大した距離じゃない。

なんと下之一色魚市場、2021年3月末をもって閉鎖されるらしい。100年以上もの歴史があるのに。これは貴重な最後のチャンスの告知だったのか。

2つの川に挟まれた場所に昭和レトロを感じさせる下之一色魚市場(愛知県名古屋市中川区下之一色町南ノ切21)が、2021年3月末をもって閉鎖されることになりました。

100年以上の歴史があり、伊勢湾最大の規模を誇る同市場。現在は鮮魚店をはじめ、練り物屋や卵焼き店など16の店が営業しています。

下之一色魚市場 閉鎖 _ ファイナルアクセス

太平湯。下之一色町の新元湯に入れなかったので、3~4kmテクテク歩いて太平湯にやってきたのに営業していなかった…張り紙もなにもない。後で調べて気づいたが、2019年10月1日より休業中だった(Googleマップには反映されていなかった)。併設のレトロなコインランドリーは営業していた。

あおなみ線の中島駅からは荒子温泉のほうが近かったな。結局名古屋臨海鉄道に乗って中島駅→小本駅と移動し、そこから歩いてテレビ温泉に行った。地べたからドカンと生えた煙突は強烈だが、建物はそこまで古くもない。建て替えたのだろう。ビル銭湯のような雰囲気がある。昭和32年創業、待合室にテレビがあったからそのまま付いた名だそう。入口および休憩室の写真だけ記念に撮らせて頂いた。

入浴料440円。 
ハンドドライヤー20円。
フロント式。
フロント前に休憩室がある。入る時に入浴剤の試供品をサービスでもらった。
下駄箱も脱衣所のロッカーも扉が紫色の透明のプラスチック製。中身が見えるようになっている。 そういうロッカー、初めて見た。
浴室の中央に四角い浴槽があり、そこはわりと熱湯。突き当りの壁際に小さな薬湯(?)と電気風呂があり、こちらは温湯。100円でサウナと水風呂もある。とにかく寒いなか歩き続けて熱めの湯船に浸かることができたのが天国だった。

「名古屋南部」(名古屋2号)
五万分一地形図 内務省
明治24年・昭和12年測図
昭和13年第4回修正測図

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